名峰”石鎚山”へ続く石鎚スカイライン。
山腹から山に入り、美しい原生林を登って行くと、突如、異世界が出現します。
神秘なオーラに包まれた光輝く緑。
今回は、愛媛県の秘境”笹倉湿原”をご紹介します!
“笹倉湿原”ってどんなところ?
“笹倉湿原”(さぞうしつげん)は、西日本最高峰”石鎚山”系の山中にある”ウマスギゴケ群生地”で、その神秘的な姿から「神の庭」とも呼ばれる秘境です。
湿原の美しい景色はもちろん、ブナやヒメシャラなどをはじめとした巨木たちの原生林は必見です。
<2024年に笹倉湿原を訪れた際の動画はこちら☝️>
“笹倉湿原”へ行ってみよう!

石鎚スカイラインを10キロ程登ってくると右手に「金山林道」の看板があり、ここが登山口です。車は写真左手、あるいは少し進み橋を渡った左手に停められます。

登山口から少し林道を歩いて行きます。

堰があり、きれいな天然プールができています。渡渉し、左手へ進み山に入って行きます。

笹倉湿原を示す看板があります。ここから標高を上げていきます。

植林帯を思うがまま登って行きましょう。正しい?道はないです。


原生林の森になってきました。雨の日は木々が生き生きとして美しさが増します。

オーストラリアからカーク。イスラエルからロミ。日本の森を満喫。笹原を突き進み、ブナやヒメシャラが迎えてくれます。

ブナさん。いつにもなく美しいです。


ツキヨタケの幼菌たち。

霧のベールに覆われてより一層美しさを増した森。

以前下に岩があったのか?たこ足の木。

ロミちゃんどーこだ?

“笹倉湿原”に到着。原生林の森に囲まれた山中に突如現れます。


まっさんはいつも敢えて雨の日に来ます。コケがみずみずしく、輝いています。

ウマスギゴケたち。モコモコしてかわいいです。


湿原を眺めながら、コーヒータイム。

もともとは池で、そこにコケがびっしりを群生していると聞いたことがあります。笹も生い茂る森の中、このような空間が生み出され、見に来られることに感謝です。

ホコリタケ?の幼菌でしょか?ポこっと頭を出していたので一緒に湿原を眺めました。
“笹倉湿原”まとめ
所用時間:片道90分程(登山口から笹倉湿原まで片道)
駐車場:スカイラインを10キロ程進み「金山橋」を渡ると左手にあります。
登山口:「金山橋」手前の右側、看板が見えるところから登ります。
トイレ:面河ふるさとの駅、土小屋駐車場 *山中にはありません
その他:防寒着や雨具は必携です。滑りやすい場所が多いので気を付けましょう。
まっさんコメント

雨の日でも山に行きたい!雨の日ならではの景色を満喫したい!まっさんはいつも”笹倉湿原”に来ます。海外からのゲストさんも楽しんでくれました。
“笹倉湿原”はウマスギゴケの群生地なので、雨の日や降った後に行くのをおすすめします。
「雨の日に登山かぁ~」と思うかもしれませんが、雨の日ならではの山を楽しむことができます。
木々や草花、キノコたちは生き生きとし、湿原もより一層神秘的な雰囲気に包まれます。
まっさんは”笹倉湿原”のお陰で雨の日の登山も大好きになりました。しっかり準備すれば全力で楽しむことができます。
みなさんもぜひ行ってみてください!
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