高知県土佐町の山中、鳥居をくぐり歩いていくと、麗しい青を放つ神秘的な滝壺があります。
その名も”三樽権現の滝”(みたるごんげんのたき)。
今回は、この滝の知られざる歴史や魅力をご紹介します!
”三樽権現の滝”ってどんなところ?
“三樽権現の滝”は高知県土佐町の山中にある滝で、それぞれ「樽」は水の流れ落ちる滝壺、「権現」は菩薩(悟りの境地を求める者)が人の世を救うために神となって現れることを意味しています。
石碑によると、”三樽権現神社”(滝壺の横)に祭られている神様は水神で、水神の本尊(信仰の対象として最も尊重されている中心的な仏像)は蛇であるという古来の考えから、ここにも蛇にまつわる長者伝説があります。
また、権現信仰には商売繁盛や家運隆盛などのご利益があり、昔から近隣の百姓たちは干ばつ時に雨乞いの祈祷(祈り)を行うなど、水神は住民から親しまれてきました。
現在では、訪れる多くの人々に癒しと安らぎを与えてくれる名瀑布として親しまれています。
“三樽権現の滝”に行ってみよう!
“三樽権現の滝”まとめ
所要時間:駐車場から徒歩5分程
駐車場:4台程(〒781-3332 高知県土佐郡土佐町栗木)
トイレ:平石公民館(国道439号線から数分程行くと左手あります)
その他:太陽が高い位置にある時間帯が滝がより一層美しく見えると思います
まっさんコメント
今回は、まっさんのお気に入りの滝の一つ”三樽権現の滝”をご紹介しました。
岩壁から流れる一筋の瀑布。水と光のつくりだす息を飲む風景。語り継がれる蛇の長者伝説。
魅力のたっぷり詰まった”三樽権現の滝”。みなさんも是非行ってみてください!
*土佐町には、”三樽権現の滝”をはじめとした美しい滝、渓谷がたくさんあります。興味のある方はこちらもご覧ください。
“瀬戸川渓谷”┃清流”瀬戸川”と壮観”アメガエリの滝”@高知県土佐町
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