抜群の眺望を誇る「霧氷の楽園」┃”大森山~佐々連尾山”

登山
大森山

山頂尾根に出ると、霧氷の世界が広がる。

見るものを虜にするブナやカエデの巨木、気持ちの良いなだらかな山頂。

石鎚山系、剣山系、太平洋、瀬戸内海を一望できる絶景。

今回は、知られざる魅力を秘めた名山”大森山・佐々連尾山”をご紹介します!

“大森山・佐々連尾山”(おおもりやま・さざれおやま)ってどんな山?

大森山

“大森山”山頂。霧氷の楽園の後ろには”赤石山脈”。

“大森山(1433m)・佐々連尾山(1404m)”は、高知県と愛媛県の県境、四国山地のほぼ中央に位置する山です。
両山共にその秘められた魅力とは裏腹に無名で、まさに知る人ぞ知る名山です。
特に、冬の雪化粧したその姿、ブナやカエデの霧氷に覆われた姿は圧巻で、まっさんが今まで見てきた霧氷景色の中では群を抜いています。

今回は、まっさんの山行記録をもとに、両山の魅力をお見せします!

“大森山・佐々連尾山”へ行ってみよう!

“大森山”登山口。1月の積雪のある朝。

登山口は”白髪トンネル”の手前の山道。右上には”大森山”が霧氷に覆われている様子が見える。寝坊したので早く登らないと、溶けちゃう、、、

“れいほくネイチャーハント”の案内板。ここから樹林帯を登ります。

“猿田峠”から”大森山”を眺める。

何か所か岩場があり、親切にもロープを設置してくれているので、掴まり安全に登ります。

スポットライトを浴びる木々。太陽の下、光輝き美しい。

標高を上げていくと、木々の窓から山々が見える。冬場限定の霧氷の窓。

途中、大きな岩があり、そこからの眺望は抜群。写真は”石鎚山系”を眺めています。

まさに四国の山の風景。山々が幾重にも重なり、果てしなく続いています。

山頂手前から穏やかな尾根になり、ここから絶景の散歩スタート。

寝坊しましたが、霧氷は待っていてくれました。ガスも上がり、青空の下、より一層美しさを増す。

ブナ、カエデの霧氷は息を飲むほど美しい。

個人的な”大森山”霧氷のベストショット。カエデの大木。

先行者。人が写ると、神秘的な雰囲気が出る。

青空。霧氷。これ以上何も要らない。

空に伸びる姿が実に美しい。

霧氷のトンネル。

“大森山”山頂。

山頂から来た道を振り返る。奥には”赤石山脈”。霧氷の森が眼前に広がる。まさにこの景色を見るために登ってきた。

“佐々連尾山”方面を見る。北側はしっかり霧氷に覆われている。

皆さん、ぜひ”佐々連尾山”まで縦走してください。四国のど真ん中を散歩している気分を思う存分に味わうことができます。

“佐々連尾山”へと続く登山道。有志の方が、笹を刈りはらってくださり、かなり歩きやすくなりました。ありがとうございます。

“佐々連尾山”目前。

“佐々連尾山”山頂。

“アオゲラ”さん。何を食べているのかな?

“大森山・佐々連尾山”登山情報まとめ

・所用時間

登山口~”大森山”山頂 約90分(まっさんは約1時間)

“大森山”~”佐々連尾山” 約30分

・駐車場

“佐々連尾山”登山口

・トイレ

山中にはありません。

“枕状溶岩”東屋が登山口までの最後のトイレ。*高知県側ルートの場合(まっさんの知る限り)

・注意点

登山道は明瞭で登りやすいですが、積雪時は道中の運転に気をつけ、無理はしないようにしましょう。登山口付近の路面は特に凍りやすいです。

まっさんコメント

“大森山”に初めて登った時のまっさん。

いかがでしたでしょうか?

“大森山””佐々連尾山”の最大の魅力は、なんといっても、そのなだらかで歩きやすい眺望抜群の山頂尾根です。

そして、冬にはブナやカエデの巨木が霧氷に覆われ、霧氷の楽園へと変貌します。この霧氷の景色はまっさんだけでなく、多くの登山者を虜にしています。

登山難易度は高くなく、歩行距離も短いので、日帰り登山しやすく、抜群の眺望を楽しみながら山頂付近で食事をとるなど、ゆっくりと登山を楽しむことができます。

ぜひ一度、みなさんも冒険に行ってみてください!

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